歯科・口腔外科について
犬・猫の口腔内疾患とは? 見過ごしていませんか? 歯はとても大切です。
■ 歯磨きを怠るとこうなります!!
欠かさず歯磨きをしましょう!!
歯磨きをして歯の表面や歯肉ポケット内の歯石や歯垢を落として歯周病を予防します。
歯槽骨を再生させて 歯の脱落を防ぎましょう。
歯を支える歯槽骨を再生することで、動揺している歯を固定することも可能です。
歯周病とは
歯周病は放っておくと歯を失ってしまう病気です。
歯周病はプラーク(歯垢)の中の細菌により、歯を支える歯周組織が破壊される病気で、日本人にとっても歯を失う原因の第1位となっています。
歯周病は、歯を支える歯槽骨が溶け、歯肉が下がり、歯がぐらついてきます。
また、歯周病は、『歯の周りの病』と言いながら全身に悪影響を及ぼす病です。
重度の歯周病
歯周病の症状により、歯の周りの骨が溶けてしまい、歯周ポケットの深さを測る器具が鼻の穴の中まで到達してしまっています。
Case 1
重度の歯周病。術前。
重度の歯周病。歯石が付いています。
下の歯は根元の骨が溶け、前を向いてしまっています。
下の前の歯のX線。 骨が溶けているのが見えます。
術後。 歯石を除去し、抜歯や再生療法などで治療します。
歯の疾患からくる全身への影響を防ぎましょう
歯周病による細菌の血液への流入は、肺、心臓、肝臓、腎臓、関節、その他全身的な疾患をもたらします。